【どちらを狙うか?】新しい業界・古い業界~FCならどちらでも「急成長」を目指せる!?
こんにちは。竹村です。
自民党の総裁選は安倍さんが勝利。 「以前の病気は新薬で完治」のくだりは個人的にはスカッとはしませんが、維新の会の橋下さんとはベースの思想が近い方ですから、これで次の選挙での自民優勢、民主壊滅は固まった感じ。 自民党としては強固に「解散」を迫っていくでしょう。 「最近は夜に缶チューハイも・・・」というエピソードは庶民受けを狙ったものかもしれませんが、「海外」で報じられたら笑われますのでやめたほうが良い気が。
さてさて、本日の本題。 「今後どのマーケットが伸びますか」 「今FCを取り組むのに有利な分野は?」 「今検討している○○業界は今後有望でしょうか?」 このような質問は本当に良く受けます。 起業を真剣に検討している方の立場にたてば、当然な質問だとも思います。
なのでこのような質問をいただいた場合には、竹村なりに、専門家として客観的な回答をしています。 どうしても「評論家的」な言い回しになってしまいますが・・・ ただ、「絶対に有利」という分野や、「絶対やめておいたほうが良い」分野というのもない、 というのが正直なところです。
例えば、竹村の「オススメFC」で言えば、 「訪問医療マッサージ こころ」の高齢者、シルバー市場。 これはマーケット自体は確実に伸びます。 誰の目にも明らかです。 ただ、誰が見ても「伸びる」といいうことは沢山の「競合」が集まります。 「これから急拡大」する市場に、いわば「先物買い」までして集まるわけです。 ですからここでは、 新しい市場を創る「提案力」 と 早期に「ブランド」となる (難しく言えば業界の「デファクト・スタンダード」をとる) ことが重要なのです。
竹村としてはこの2つのポイントが「できる」と判断して「こころ」を推しているわけです。
同じく「オススメFC」でも対照的なのは、「個別指導学院ヒーローズ」。 これは「学習塾」です。 40年も前からある業界ですし、子どもも減る中で今後どんどん大きくなる業界、とは言えません。 こちらも誰の目にも明らかです。
ただ、このような「既に大きなパイがある古い業界」というのは、 意外と「急成長企業」が出てくるのです。 「個別指導学院ヒーローズ」は第1号の加盟店である名古屋のオーナーが、加盟から丸3年で20教室近くを展開したのです。
そして、 その「快進撃」を見たのかどうか、こんな新しい塾も現れ、先日FC展開を開始しました。
「FC募集」の項目を見ると、やはり「3年で15教室を展開!」とあります。 同じ「名古屋発」ですよ。 同じ地域で20教室、15教室という「新しい塾」が短期間で展開できてしまうわけです。 もちろんですが愛知県だけ子どもが急増しているわけありません。 これは要するに、「古い塾」から生徒を獲っているわけです。 悪い言い方かもしれませんが他の塾から生徒を「横取り」しているのです。 「学習塾」のような古い業界というのは、ある意味「競合」が弱いのです。 何十年も前に塾を始めて、ある意味「時代遅れ」になってしまった塾、というのが街中に沢山あるのです。
ただの「個別指導塾」ではもはや「時代遅れ」になりつつあり、そこに「新しいノウハウ」をもった新しい塾ができると、生徒が移ってくるのです。 こう考えると、「学習塾」のような古くて大きな業界にも違ったチャンスがあり、「急成長」できるのです。
先ほど書いた、 フランチャイズをやるのに、 「絶対に有利」という分野や、「絶対やめておいたほうが良い」分野というのもない という意味がお分かりいただけたでしょうか? そう、どの分野にも「急成長のチャンス」があるのです。 これから急拡大するマーケットで勝者となるか? 既にある市場の中で「新しい差別化」を正腐せるか? 二つの選択です。
今回はこんなところで。