竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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ネットの時代だからこそ「好かれなければ」売れません

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こんにちは。 やりたいよ!でもやんないよ!やれよ!やるよ!、竹村です。 本日は日経本紙朝刊の企画広告で少し気になるものがありました。 「ニッポン動く~変わる消費者像~」という企画で、 八塩圭子さんが、 「買い物は双方向の関係づくり」 という記事を書いています。 この記事タイトルだけみたら、当たり前すぎますが、この「図解」は頭に入れておいてよいかと。 この図の言いたいことは、こういうことです。<記事より引用>

商品が売れればそれでいいという時代ではない。どうしたら選ばれ続けるかを考えている。「マーケティング・コミュニケーション」という専門分野を持ち出すまでもなく、マーケティング全体をコミュニケーション発想で見直そう、という動きが盛んになってきているのは、その一つの現われだ。 従来、「コミュニケーション」といえば広告やPRの事を意味した。近年では、企業活動のあらゆる活動が消費者、顧客に向けての「コミュニケーション・メッセージ」であるという考え方が重用されている。

なんか、小難しいですが、要は、今の時代「売る」ためには、  それぞれの「接点」で消費者と仲良くなって、気にいってもらうこと が必要だ、ということです。 ネットの時代だからこそ、単なる「情報」だけでは売れず、仲良くなる、少なくとも好感を持たれる、ことが必要なのです。 これは重要な視点だと思います。 そのための必要なことが、上の図の「広告」「店頭」「口コミ」「ウェブ」…それぞれの「接点」での、コミュニケーションだ、ということです。 付け加えれば、それぞれの「接点」でのコミュニケーションが無かったり下手だったりするなら、いっそ「無い方がいい」気がします。「下手な広告、数撃ちゃ当たる」どころか自爆するのです。 上の「接点」それぞれををトータルでマネジメントするのが大事で、下手にやったら逆効果、なのです。 そんな視点でテレビCMなんか見ると、 「こんなCMなら流さないほうがいいんじゃないか???」 というレベルのものもありますね。 ネットで選ぶからこそ消費者は「情報」だけでは判断しない、「好感」をもつところから買う、というのは本当です。 このところ竹村はAmazonでばかり買って、家の者から「それ安いの?」と問われますが、それは確かに「Amazonに好感をもっている」故の消費行動、ということです。 あと、「好感」を持たれるためには、確かにコミュニケーションは必須ですが、実は、 「わかってくれる人はわかってくれる」 という腹の括り方も大事な気がします。 全ての人に好感をもたれる、というのはやはり無理があります。「八方美人コミュニケーション」は確実に関係が薄くなるのです。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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仕事と人生を豊かにする 八塩式マーケティング思考術仕事と人生を豊かにする 八塩式マーケティング思考術
(2011/03/29)
八塩 圭子

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