「アントレ2013秋号」レビュー! ヒーローズは鈴木社長&松田社長のダブル登場!
こんにちは。
今日で9月も終わり肌寒いというか寒くなってきました、竹村です。
さて、少し遅れましたが、「アントレ 秋号」のレビューを。
竹村のオススメFCの中では、「個別指導学院ヒーローズ」がずっと継続掲載。
今回も、「トップからのダイレクトオファー」に鈴木社長。
「先輩の独立ストーリー」に松田社長。
ヒーローズだけで、特集にカラー2ページ、プラスカラー広告1ページ、合計5ページの広告掲載。
そんな会社が他にも10社弱あって、なんとかページ数を維持している、のが現在の「雑誌アントレ」。
一時期電話帳のような厚さだった転職情報誌「B-ing」がどんどん薄くなり、最終的にはネットの「リクナビ」のみになったわけですが、「アントレ」もいつかはそんな日が…
しかし、広告が減ってくると特集記事なんか逆に充実してくるのがリクルートの雑誌(笑)。
今回も、 「勝機をつかむ!商売キーワード」 という企画なんかは、元船井総研の小山政彦氏が提示した5個のキーワードについて、各業界・業態に詳しい専門家が自分の業界に当てはめてコメントしていく、というかなり読み応えの有る内容。
「起業にすぐ役立つノウハウ」というわけではないので、素人向きではない企画な気もしますが。 5つのキーワードは、
不易流行
周期性
Fads
絆
経済の変化と心の変化
例えば、 「不易流行」と「経済の変化と心の変化」を合わせて考えると◯◯業界はどうなのか なんて考えるのは面白いと思います。
さて、広告掲載の分析で言えば、やはり、「塾」それも「個別学習塾」だらけ という感じです。 ただ残念なのは、「アントレ」の広告上はほぼ「どれも同じ」に見える、ということ。
それぞれが差別化しているように見えますが、よく読めば「独自」なものはほぼありません。 読者の立場でこの「広告」を見比べれば、
本当のところどこが生徒が集めやすいのか?
みたいな疑問だけ残るでしょう。
竹村としては、「個別指導塾」というくくりの中では、ヒーローズがオススメできる、という理由があるわけですが、残念ながら、この「アントレの広告」を見る限りでは、そこはわからないと思います。
逆に言えば、 「ここだけはやめたほうが良い」 という個別指導塾FCもあるわけですが、それも「広告の上では」ほぼ大差なくアピールできるのです。
ここが、「フランチャイズ広告」というものの問題点であり、限界です。
さて、今回のアントレ企画記事からもうひとつ。
何故か、はるな愛さんをナビゲーターに、 「あなたの経験が役立つ商売」 という特集もありますが、ここでもやはり、「学習塾」がトップに登場。
ここでの高城幸司氏(元アントレ編集長)のコメントは的確だと思いますので、 引用しますと、
子どもに好かれても、親にウケが良くない人は生徒を集められません。ルート営業や接客の経験があり、保護者と親しく話せる人は有利です。また、優れた講師を集めることも、経営者の重要な仕事。優秀な人を見抜いいてきた人事職も向くはずです。
学習塾経営は、 実は、営業・接客業の経験者に向く仕事 というのは、何十年も前から変わらない「原則」ですね。
自分は「営業」みたいな仕事はやりたくないので、子ども相手の塾でも、なんて考えは大間違い、です。
本日はこんなところで。
アントレ 2013年 11月号 [雑誌] (2013/09/27) 不明 商品詳細を見る |