小池一夫先生の「キャラ第一主義」はフランチャイズにも通ず!?
こんにちは。
池上彰氏、朝日での連載中止申し入れ←これは拍手する方が続々でしょう、竹村です。
さて、昨夜久しぶりにNHKの探検バクモンを観ました。 ゲストが漫画原作者の第一人者、小池一夫さんだったからです。
今年78歳の小池一夫さんですが、「子連れ狼」の大ヒットから始まる「マンガ原作者」としての仕事は日本のマンガ界を創っています。 ご自身の産みだした作品、というだけでなくマンガ界の人材育成、教育に尽力し、その門下生の活躍がスゴイ。「うる星やつら」の高橋留美子さんや「北斗の拳」の原哲夫さん。そしてゲームクリエーターとして「ドラクエ」を創る、堀井雄二さんまで小池先生に学んだ門下生。
そして、番組でも強調されていましたが、「小池理論」の原点は、とにかく、 キャラクターを起てる こと、だと。 「キャラクターを起てる」に始まり、「起たせ続ける」ことが全てであり、ストーリーなんて二の次であり、後からついてくるものだと。
「原作者」というと感覚的にストーリーを考える人、という気がしますが、全くそうではないんですね。 で、この「キャラ第一主義」という発想は、全てに通じますね。
ビジネスに、もちろんフランチャイズにも。
単純に言えば、フランチャイズも 本部社長のキャラ というのは無茶苦茶重要なのです。 本部の社長のキャラが起っているか? その起っているキャラが自分と合うか? ということですね。
先程の話で言えば、本部社長のキャラが群抜いて起っていれば、ビジネスモデルは後からついてくる、とも言えるくらいです。
その意味で事業というのはビジネスモデルを考えることではなくて、「人を起点」に考えるんだ、というこの南場智子さんの主張が正しい、と思います。
いいインタビューなんで是非。
「5年かけても追いかける」 DeNA南場智子が語る、イケてる人材の集め方
本日はこんなところで。