「起業したい男と反対する奥様の問題」について
こんにちは。
ネットで話題になってますが近畿大学卒業式でのホリエモン(堀江貴文)のスピーチ。←この16分は見るべきですね、竹村です。
つんく♂さんの衝撃の入学式で大注目を浴びた近畿大ですが、このホリエモンの卒業式もなかなかスゴイ。
今が時代の変化の大潮流の中にあり、その中で「個」の力を高めたら大きなチャンスだ、ということを言ってるんだと思いますね。 そもそも、このところ近畿大は広報で攻めて攻めて学生を集めてるんですね。 この本に詳しいです。↓↓↓
なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者数日本一になったのか (2014/11/25) 山下 柚実 商品詳細を見る |
「全国区でないローカル大学が大学が志願者を集める」というのは「集客」という観点からいくと、かなりの難易度のはず。それに成功している近畿大、です。成功のカギのひとつは「広告宣伝費を減らして他と違ったことをやり情報発信に力を注ぐ」ということなのですが、このやり方は今の時代の「集客成功事例」として参考になります。
「広告より広報!」ということです。
なかなかやりますね、近畿大学。
ネット世代の学生たちの心をつかんでいます。 一方、信州のほうの某大学では「スマホやめますか信大生やめますか」なんてスピーチを学長がやってるんですから、ねぇ。
さて、本日はちょっと「起業と奥様」の関係について書きたいと思います。 そう、昨日UPした記事で、ニトリの成功は「奥様の力」から始まっている、みたいなエピソードを紹介しましたので。 「起業と奥様」。普通は、相いれません(笑)。 とあるネット広告ですが↓↓↓
夫が突然「起業したい!」と言い出せば、こんな↑↑↑感じになる家庭が多いでしょう。「そうよアナタ!人生チャレンジよ!」なんて肩を押してくれる、なんてケースはまず、ない。 起業の相談にのっていて「妻が反対してまして・・・」という場合にしているアドバイスは次の5つ。
1>普通は反対する
2>そのまま無視して突っ走ってはいけない
3>説得はするという発想はやめる
4>きちんと考えて準備していることを態度で示す
5>開業後は奥様が戦力になるケースが多い
1>はやはり「生物学的なもの」なんですね。狩りに行く男性と子どもを守る女性、という原始から刷り込まれた脳みその違い、から、女性が望むのはとにかく「安定」なのです。たとえ給料が5万下がっても10万下がっても「安定」なのです。5万くらい私が節約するし、10万なんて私が働く、と考えます。 そう言われても男としては子どもの学費もかかる将来どうすんのよ、オレは家族のためにもっと稼がなければ、と考えてるのに何故わからない、こんな奴に何言っても無駄だ!と2>そのまま突っ走りたくなりますが、それはダメ。反対し続けるなか少しづつ「報告」をしていかなければいけません。
ただこの時に重要なのは、3>説得はするという発想はやめることです。
フランチャイズ本部から出されたシミュレーションなんかを見せて、こんなに儲かるんだぞ!なんていうのは最悪で、奥様は「騙されてる!」くらい思います。 じゃあ、説得しないでそのままどうするの?という話ですが、起業に向けての活動、準備を少しづつ報告していれば、一般的には少しづつ奥様は「軟化」してきます。ここには「時間」が必要なんですね。その「時間」の間に奥様はいろいろな人に相談したり、自分で調べ、考えたりしているのです。そうすれば、少なくとも今の時代、会社に勤め続けることだけが安定、じゃないことが少しづつ分かってくるケースが多いようです。
そして、これはこれまでの経験則からかなり言い切れることなんですが、起業すると5>開業後は奥様が戦力になるケースは本当に多いですね。
旦那さんだけだったら上手く行かなかった商売が、奥さんの力で上手くいったなんていうことがよくあるんです。そんな奥様も始めはかなり強固に起業には反対、だったりするのですから面白いものです。 もちろん、これは「一般的」なアドバイスであり、個別には奥様の性格、そして本人の「それまでの行い」がかなり影響します。今のNHK朝ドラの「マレ」で希の父親役の大泉洋さんみたいな状態からの「逆転起業」は難しいわけで(笑)。
本日はこんなところで。