大阪都構想、橋下さん惜敗はやはり残念! メルマガ配信しました!
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
昨日は急用で実家に帰ってきました、竹村です。
実家と言っても車で1時間半、ですので帰ろうと思えばすぐ帰れます。
実家は80歳を過ぎた父親が一人でまだ「酒屋」をやっています。
「やっています」というのはちょっと違いますかね(笑)、半分くらい店が空いてます、に近い。
「酒屋」と言えば、近頃自民党の一部議員が旗振っている、「町の酒屋を守る会」が少々ニュースになりました。
もちろん「そうだ!つぶれそうな酒屋を守れ!」という取り上げられ方ではなく、「安売り禁止で消費者をイジメルな!」ということで。
酒屋の息子(長男)として断言しますが、今頃こんな法律案なんて時代錯誤も甚だしい、ですね。「30年前」なら検討する価値がありますが。
「酒屋には地元の名士も多く、選挙票としては魅力」なんてありますが、それも昔、大昔の話でしょう。全部とは言いませんが全国の酒屋の多くは、80歳の親父がボケ防止と近所つきあいの目的で店をあけている「竹村酒店」に近いものがあるのでは?と思います。
さて、フランチャイズ、起業とは直接関係ない話、ではありますが、このニュースはふれておきたいと思います。やはり「時代の空気感」というのは大事ですから。
昨晩は、開票速報から23時過ぎからの橋下さんの会見までみてました。
様々な分析は識者の方がなされてますが、竹村的には、
現状に不満があってもガマンはできる、新しいことにはリスクがある
と考える空気がまだまだ強い、これが日本かな、と思います。
個人的には少々残念、ですね。
会社にしがみついても将来がないので、と起業を考える夫と、たとえ給料が今のままでもサラリーマンを続けて!という妻との意見の食い違いに近いものがあります。
しかし、この戦いを振り返っている様子をテレビでみて、やはり違和感は感じざるをえません。
普段「このままでは日本はダメなのです!改革を!」と叫んでる人達が、「変えたら大変なことになります!」とまとまっている。維新VS自民~共産まで、という図もヘン。そりゃ国政と地方で全く違うのだ、という考え方もあるんでしょう。
が、旧体制のひずみから脱し、新しいことをやり、変わろう、というのは「時代の空気」として吹いている、と思っています。
それがまだ弱い、んでしょう。
出口調査では、年齢別で70歳以上が圧倒的に「反対」を支持し、60代も「反対」優勢、その他の年代はバラつきながらも全て「賛成」を支持している、ということも、それはそうかな、と思います。
ただ、20代の若者層は70代、60代の次に「反対」支持が多い…。ここが残念です。
橋下さんの会見は、なかなか良かった、と思います。
こっちから戦を仕掛けて世にはかって、それで敗けたのだから仕方ない。民主主義は素晴らしい。
という言い方も清々しいですし、
敗因は自分の政治家としての能力が足りなかったこと
も敗軍の将として、そしてこれまで「敵」と戦い続けた橋下さんの言葉として、重みがあります。
個人的にはマスコミを巻き込む「橋下力」はまだまだ健在、と思っていましたが、マスコミを利用しての人気というのは、やはり「反動」があるんですね。8年前にあれだけ脚光を浴びて登場してますからその時点の「期待値」があまりに高く、そのあとが難しくなった、というところは上の日経の記事を読めばわかります。
ということで、今回はここまで長くなってしまいましたが、昨日メルマガを配信しています。急用が入った時間の都合でいつものコーナーが書ききれてませんが、無料メルマガなので(笑)、ご了承ください。
今週の内容目次です。
---------------------------------- 1>竹村の近況 <この一週間> 2>新オススメFC紹介 <ストレッチアップ(その2)> 3>編集後記 ▼ヴィクトリアマイル予想! ----------------------------------
「ストレッチアップ」については「西麻布店」がかなり好調ですので、その様子をこのブログでも随時UPしていきたいと思います。
本日はこんなところで。