日経平均15000円割れとフランチャイズ起業の関係について
こんにちは。
FRBの議長が「予想していなかった」「いつまで続くか予測できない」なんて全世界に向けて言い切るんですから、パニックなんでしょう、竹村です。
今9時半ですが日経平均もついに15000円を一時割り込みました。15000円はPBRでほぼ1.0倍ですから、これを割り込むということは企業が将来に向けて収益を上げる活動をしている以上ありえない、話なんですが...
それは理論、理屈の上での話ですから、なんとも言えません。
竹村は別に大きく株式投資をしているわけではありませんので(そりゃ少しはありますよ)、目先の株価が下がろうと個人的にはあまり関係ない、と思いたいですが、やはり年明けここまで下がると、アベノミクス自体が継続できるのか、という心配が出てきますね。
このBlogでもちょくちょく書いてますが、やはりフランチャイズ周り、起業周り、で考えれば、アベノミクスによる経済政策は確実にプラスに働いています。今回の「マイナス金利」もプラスに働くはず、なのです。
ところが「マイナス金利」も市場、というか一般ピープルには「マイナス」という響きだけがとらえられている感じ。物事には全て表と裏、プラスとマイナスがありますから、そのどちらを見るかの問題ではありますが、今は何をやっても何を言っても「マイナス」からみて「リスク」につなげて考えてしまう、という感じです。
これは今後の日本経済においては、大きいと思ってます。
今日のウォール・ストリート・ジャーナルでは大見出しでアベノミクスを「impass」と評してます。impass=袋小路、八方塞がり、ということです。
中央銀行は人々にリスクをとらせる行動はうながせない。
金利は変えられても人々の気持ちはかえられない。
と。なかなか的確に結論づけてます。
ここまでくると株価がどこまで下がるか?なんて誰にも分かりません。それが分かれば切り返すわけで、分からないからまだ下がってるわけです。株の言葉では「まさかの先に魔坂がまだある」なんて言われますから。
ただ、ただですが、
フランチャイズで起業しようという人は、日経平均がどうなれ、仮にまた7000円になったって、関係ないといえば関係ないですよ。
多くの人々の財布、家計は経済指標と連動しているわけではありません。GDPが上がったって下がったって俺には関係ない、と考えている人が多いわけで。
日経平均が7000円になったって、コンビニの日販が大きく下がるなんてことはないですし、コインランドリーのお客も減るとも思いません。将来が不安で子どもを塾や予備校には行かせるでしょうし、ストレスがたまってストレッチやマッサージだってするのです。
これが、
「経済じゃなくて自分の景気」
という考え方です。
起業して自分の商売、ビジネスをするというのは、自分で自分の周りの景気をよくできる、ということですから。
例えば、み◯ほ銀行に勤めている銀行員は、それは自分に関係なところで起こるリスクの上に乗っかて仕事をしてますから、不安でしょう。今まで無かったことばかり起こるわけですから。
しかし、移動販売でたい焼きを売っている人は関係ないでしょう。全ては自分、です。どうやって儲けるか知恵を使って、自分で動いて毎日1個でも多くたい焼きを売れば良いんですから。
本日はこんなところで。