竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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アベノミクスとは無関係に好調な「学習塾上場企業」の理由とは!?

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おはようございます。竹村です。 日本では病弱が少し心配な安倍さんが二度目の首相になるわけですが、 イタリアのベルルスコーニ前首相はスゴイ。 76歳にして、27歳の女性と婚約とのこと。 そして、今回もコメントがまたイカしています。 「彼女は外見はもちろん内面がもっとスバラシイ!」 と。 確か未成年者との「売春問題」で裁判中の身だったと思いますが、さすがイタリアです。 「国」が違うんですね。 イタリアから見れば、 「首相」がこれだけクルクル変わっていく日本の方が、不思議 なのかもしれません。 さて、「アベノミクス」効果で円安、株高はどこまで進むでしょうか。 昨日は東電ストップ高で、日経平均は9700円台。 8ヶ月ぶりだそうです。 久しぶりに、少し時間をかけて個社別に見ましたが、 「学習塾」 各社も高いですね。 ここ最近でも、 成学社が10日に524円、明光ネットワークジャパンが14日に878円、リソー教育が6日に6,790円、早稲田アカデミーが6日に826円、ウィザスが5日に410円、学究社が10日に833円で年初来高値です。 この業界は今回の「再度、人からコンクリートへ」の流れとはほぼ関係ありません。 ただ、各社の業績を見ても、大手、中堅それぞれ「好調」ですね。 「学習塾」業界というのは、 この「失われた20年間」の中でも、 成長企業が生まれ、「上場企業」が増えました。 竹村が25年前にナガセ(東進ハイスクール)に入社した特は、 当時の、 「店頭公開銘柄」(現ジャスダック)に、4社でしたが、 今は、東証大証、JQだけで17社です。 学習熟株価指数<私塾情報センター 分類上は数少ない成長市場なのです。 失われた20年による「景気低迷」だけでなく、 「少子化」 「学歴社会の崩壊」 という「逆風」の中、  学習塾業界は伸びた のですね。 その理由はいくつかありますが、 その大きなものに、 「塾の役割が変わった」 ということがあると思います。 それに対応できたところが伸びた、 ということです。 詳しく書くと長くなりますので、 メルマガに譲ろうと思いますが、 とにかく、 「いい高校に入るため」塾、 「落ちこぼれにならないため」塾だけだったら、 恐らくは、塾の市場は25年前の半分になっていた、 と思います。 塾の「役割」が変わって、その「役割」に対応できている塾は、 子そもの数が激減する中でも、生徒を集めていっています。 では今の塾の「役割」とは何なのか? 少しだけヒントを。 やや、大雑把な言い方ではありますが、 「強い子どもをつくること」 ですね。 将来への様々な不安の中、 「一人でしっかり生き抜く力」 をつけさせたいわけです。 「成績を上げる」というのはその一部、でしかありません。 「強い子ども」 「一人で生き抜く力」 これが「学校」に通わせているだけで、身につくでしょうか? NOですね。 だから、塾は必要なのです。 「教育に関しては学校に任せておけば大丈夫」 という時代にならない限り、学習塾というビジネスは無くなりません。 そして、 「学校だけでは不安」 この「不安」が無くならない以上、「塾の役割」はあるのです。 これが竹村の持論です。 さて、少し話が大きくなってしまいましたが、 この、 「学習塾業界は求められる役割が変わって伸びてきた」 というのは、 他業界にも応用が効く重要な話だと思っています。 例えば、若者は「車」をどんどん乗らなくなり、 「テレビ」も見なくなっているわけですが、 それは「車業界」や「テレビ業界」が、 「車とテレビの役割が変わったこと」 に対応できないから、 というところが大きいと思います。 「車」の役割とは何なのか? 移動手段? 運搬手段? ステイタス? ファション? コミュニケーション? ・・・ ・・・ 若者にお金がないので、「電車、バスで充分」になってしまう、 なんて考えていたらダメでしょう。 車を「移動手段」としかとらえていないわけですから。 長くなりました。 本日はこんなところで。 竹村のオススメFC、個別指導学院「ヒーローズ」は、 そういうわけで「名前」がイイんですね。 「ピンチを救うヒーロー」をつくる塾です、ということで。 「ヒーローズ」FC資料請求はコチラから