竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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「ふなっしー」の成功要因を考える~祝!ご当地キャラ初代王者!

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おはようございます。 夏休み前半のイベント家族旅行から戻りました、竹村です。 さて、旅行中のニュースからコレ。 とある理由からふなっしーを応援している竹村です。 このブログでも、ブレイク前から何度か書きました。 そんなふなっしーがついに、  ご当地キャラ総選挙2013 において初代王者に! まぁ、アベノミクスが失速し、ふなのみくす!(笑)とまで人気を博していますので、当然といえば当然です。 新聞でも「ニュース」として記事に。 こちらは読売新聞、「京葉版」のトップ記事は当然としても、 全国版社会面にもこのとおり。 大したもんです。 さて、本日はこのふなっしー人気について少し書いてみたいと思います。 フランチャイズや起業に何の関係があるのか?と言われそうですが、こういう一世を風靡するブームには、「何か」を掴むヒントがあるものです。 さて、このふなっしーが何故これだけ人気を博したのか? それは、一言で言えば、  他のご当地キャラゆるキャラと大な違い があり、 そこが面白がられているわけです。 具体的に言えば、 あの、  動き、ジャンプ と 喋り です。 で、考えてみれば、それまでのご当地キャラというのは、あんな激しいい動きはできませんし、喋りません。 何故かといえば、理由はただひとつ、 中に入る人が一人じゃない から、です。 何人もの人が入るから、です。 なので、ある人にしかできない特殊な動きはやってはいけませんし、声を出したり喋ってはいけません。 これが「公認」の、ゆるキャラなのです。 そこに、ふなっしーが、  個人が勝手にやっている、ゆるキャラ として登場したわけです。 確かにあの「動き・ジャンプ」と「喋り」から、ものすごく運動神経が良く、頭の回転が早い人物が「中身」であることは間違いないわけですが、そんな人物がゆるキャラの中に入れば人気を博す、なんて「発想」でできたわけではないでしょう。 恐らく「中」に入っている人物も、「個人でやったら人気が出る」、そんなことを考えて始めたわけではない。 「個人でできるだろうか?」くらいは思っていた程度でしょうが。 「汚れたらどうするのか?」とか。 今のふなっしー人気から、これからは「個」の時代であるとか、「非公認」が「公認」をやっつけて支持を得る、という「下克上ストーリー」を語り、「時代にマッチした」と結論付けるのは、やはり「後づけ」というものでしょう。 流行ってからなら何でも言えるのです。 むしろ、大事なことは、 ふなっしーというキャラは、 「ナンバー1ゆるキャラをつくろう」 なんて会議からは絶対出てこない、ということです。 「これまでのゆるキャラ常識を引っくり返すキャラを考える」 でもダメでしょう。 まずは「くまモン」の人気の秘密を分析から始めましょう、なんて感じでかえって「これまでの常識」に囚われてしまうのが普通です。 頭の良い人が一生懸命考えれば良いアイデアが出てくる、というものでないのです。 やはり、こういう「コロンブスの卵」的発想は、論理の中からではなく、突然変異的に出てくるのだと思います。 でも世の中には「誰でも思いつくことのようで誰も思いつかないこと」がまだまだ沢山ある、というのは「夢」のある話だと思います。 誰も考えなかった「一人でゆるキャラをやる」ということ。 で、やってみたら、 想像以上のこと ができた。 その「想像以上のこと」がすべて繋がって上手く回り出す、んですから。 いつの間にか文字通りの引っ張りだこ、人気が人気を呼び、ついに頂点へ、ですから。 でも、 どの世界にも「ふなっしー」的なことは起こる のです。 大企業がお金をかけたり、頭の良い人が会議したりからは出てこない「トンデモない」成功がアチコチで起こる。そんなのが楽しいですね。 本日はこんなところで。 本日お昼は、Hero's開業希望者の「融資決定」のお祝いランチです。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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