常連客が浮気から戻ったモスバーガー、ただ「浮気者は浮気者」という話
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
台風の進路が心配ですね、竹村です。
予報では明日の朝から昼に上陸の可能性も、とのことですが、前日夜から何やら嵐の予感も。
さて、午前中UPの記事で書きましたが、「モスバーガー」にお客様が戻ってきている、という日経の記事です。
再起のモスバーガー、常連客の浮気を防止
実際にモスを複数店舗経営しているオーナー様に聞いたところ、やはりここにきて確実に売上は伸びてきているようです。
この記事によれば、昨年まで「モス離れ」が止まり、「常連客の来店回数が増えた」とのこと。
朝7時のOPENを全店舗に徹底したりしてますので、売上が伸びるのは当たり前だと思いますが、リピーターが戻ってきたとなれば本物でしょう。
ただ、100%店舗、メニューの改善が奏功したとも言い切れないでしょう。
記事には全く記述がありませんが、やはり、
モスにお客が戻っているのは、
マクドナルドからお客が離れている
ことが大きく寄与しているはずです。
感覚的に言えば、昨年からのマクドナルドの売上減のうち何割かをコンビニが吸収し、何割かをモスが吸収しているイメージです。
マクドナルド人気が落ちると、
「俺は昔からモス派!やっぱりモスは旨いよ」
という層が増えるのです。
これがこの記事で言う「浮気してた層」なのですが。
ただ、ひとつモスが警戒しておかねばならいのは、このような、「マクドナルドがイマイチ、やっぱりモス!」みたいな動きというのは「振り子現象」的な要素があることです。
それはネット社会、SNSの普及により、その「振れ幅」が大きくなっている、のです。
「振り子」ですから、振り戻し、があるのです。
ちょっと商品リリースを間違うと、
「このごろ、モスも味が落ちたね」
と言われて、逆方向に振り子が触れます。
「やっぱりモスが美味しい!という振り子が大きく触れるほど、なんだ言うほどでもナイじゃん、という人もすぐ出てくるのです。
フランチャイズ業界からみてモスバーガーの功績は大きい、ですから個人的にはモスを応援したい気持ちは強いです。「日本のハンバーガー」として世界に出れる味だと思いますし。
FRESHNESSは個店毎の味のばらつき、が埋まるイメージがつかないのが残念。
本日はこんなところで。
全国で台風の被害が少ないことを祈ります。
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