フランチャイズ・起業における「アベノミクス効果」とは?
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
世の中は昨日で仕事納め!今日の電車内はスーツ姿はほぼゼロでした、竹村です。
今年は今日から9連休という会社も多いようで、となると今日から休みだ!今年はまぁ頑張った!という「仕事納め」の感覚があるのは理解できます。
ただ竹村的にはもはや「明日から休みでウレシイ」というのは、遠くにありて思ふ「昔の感覚」ですね。
勤めてもいない、従業員を雇っているわけでもない「フリー」という立場でビジネスをしていると、やはり「休み」という感覚は全く違うものになります。「仕事⇔休み」という軸がないわけですから。
年末年始は正月の挨拶に双方の実家に顔を出したり、とかプライベートの予定が増えるという期間です。
ただ、この時期、12月は季節感はありますね。
様々仕事でお世話になっている方々を中心に「忘年会的飲み会」が多くなる、からです。これは年が明けても「新年会的飲み会」も少々続きますが。
そんな飲み会でやはり「今年の景気回復」について話題になりますね。
本日はそこについて少々。
忘年会でよく聞かれるわけです。
アベノミクスは結局どうなの?どうなるの?
と。
今日の日経にもこんな特集記事が。
簡単に、アベノミクスによる景気回復について実感を述べたいと思います。
まず、消費者の立場としては、一部の高級飲食店は確実にお客が増えている、事以外はあまり「景気回復感」を感じません。年末もタクシーがつかまりづらい、という感じでも無かったですし。
普通に生活していたら、「テレビでは景気が良くなった、良くなった言ってるけど、どこが?」みたいな方は多いのではないでしょうか。
ところが逆に、竹村の「仕事」の面でいうと、
確実な景気回復感
があります。
それは、この「一年」でみて昨年より明らかに起業相談される方、FCを検討してる方の、
自己資金額
が増えました。
感覚ですが、200万円以下という方が半分に減り、500万以上という方が倍になった、という感じです。
要因としては…
ひとつあるのはやはり「日経平均株価の上昇」ですね。
昨年まで自己資金が少ない方の中に、かなりの割合で「株やFXで損した」という方がいました。当初300万程度あったのですが、それがネットで株をやって150万マイナスしました、というケースです。
「株」というのはネット証券の普及で資金の少ない個人でも簡単に取り組めますが、その本質は「資本主義の論理の塊」ですから「金持ちはもっと儲かり、貧乏人はもっと損をする」世界です。
なので「資金の少ない方」が「なんとか頑張って少しでも増やそう」と思って取り組んで、かなりの確率で資金を減らしてた、と思います。
それが、野田さんが解散を宣言した昨秋から今年は違ったわけです。
流石に「今年株で損した」という方は少ないでしょう。
なので、「自己資金を少し増やせた」という方は多いのでは?と思います。
これはひとつの「アベノミクス効果」ですね。
そして、竹村が確実に感じている起業に大いにプラスの「アベノミクス効果」がもうひとつあるのです。
それは、
日本政策金融公庫の融資が積極的になった
ことです。
これは非常に大きいです。
この春から確実に流れが変わりました。
これは、今年融資申請から実行までを何人もアドバイスしてきた者としての確かな「実感」ですね。
これぞ竹村がいちばん感じている「アベノミクスの恩恵」です。
起業する方にとっては大きなチャンスというか、「有利」な状況だと思います。
この流れが急に転換することはなく来年以降も続く、と思っています。
本日はこんなところで。