「レッツ倶楽部」FC本部はリハコンなのかほっとステーションなのか?という問題
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
昨日は1/31に公開された「映画 深夜食堂」を観てきました、竹村です。
いや、2時間超えますから、テレビ番組比でいえば、4本分。CM抜けば5本分でしょうか。二時間で3つのメニュー(なぜか炭水化物ばかり)が出てきますが、いつものように、淡々と進むわけです。いつものように全くドラマはない。なのにどこかドラマチックなのです。「三丁目の夕日」なんかと対極で、観てる方に感じさせ考えさせるわけで、その分「映画らしい」ともいえるはずです。
昨日のSankei Bizから、このフランチャイズ関連記事を。
リハコンテンツ、デイサービス全国展開 リハビリ型100店超、上場も視野
ただ、上の記事を読んでやや不思議なところがありますね。リハコンテンツ、というのはあくまで社名で、何という名前でリハビリ特化型デイサービスをやっているのか、がわかりません。
と思って、ホームページを確認したら、「レッツ倶楽部」から「リハプライド」に店名を名称変更中、なんですね。
雑誌アントレでも常連で毎回カラーページまで出されてますが、冬号ではちゃんと「リハプライド」で募集されてました。
これまでのフランチャイズ店は現状「レッツ倶楽部」で営業しているはずなので、新規募集は「リハプライド」、既存店は随時変えていくという感じでしょうか。
実は「レッツ倶楽部」というフランチャイズは、同じ業態を二つの本部で加盟募集していました。ひとつはこのリハコンテンツ社、もうひとつが、こちらです。
株式会社ほっとステーション
ということで、これまで「レッツ倶楽部」という全く同一の店を二つの本部が加盟募集していたわけです。フランチャイズではエリアフランチャイズ制をしいていて、地域を決めて別々の本部が存在する、というケースはあります。例えば「明光義塾」は北海道から中四国は上場企業である明光ネットワークジャパンが本部ですが、九州だけは株式会社アネムホールディングスという企業がFC本部です。 ただこれは「エリア」が完全に別ですので、通常問題は起こりません。広島と九州二つの地域で明光義塾に加盟すると本部が別々の本部とやりとりすることになりますが。 ただ、リハコンテンツ社とほっとステーション社の場合は、違いますよね。 「同一エリア」で双方で加盟募集活動をしているわけですから。 一応、リハコンテンツ社は「個人起業者」を、ほっとステーション社は「法人新規事業」を、ということでターゲットを分けて営業活動を行っていた感じですが、それでもできるのは同じ店、ですから、当然ながらエリアバッティング、の問題とかは起こりますよね。 ということで、今回リハコンテンツ社が「レッツ倶楽部」の名前を使うのをやめ、「リハプライド」で展開する、ということで双方の話がついたのでしょう。 おそらく今のところは「中身は一緒」のまま競合として競い合っていくわけですね。 本日はこんなところで。株式会社ほっとステーションは、リハビリ型デイサービス「レッツ倶楽部」の運営を行うほか、レッツ倶楽部の仕組みを全国の法人様にフランチャイズ形式で提供しています。