竹村義宏のフランチャイズBlog

フランチャイズ業界30年これまで50を超えるFCに携わった竹村のブログ。2015年5月FC2から引っ越し。

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訪問マッサージFCにおける不正請求問題について

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こんにちは。 梅も熟さないうちに梅雨入りな感じ!竹村です。 本日はこのニュースに触れましょう。 訪問マッサージ不正請求 療養費1200件 大阪の会社 詳しくは日曜日のメルマガで書くつもりでしたが、感想としては、 やっぱりなぁ という「想定内」です。 竹村の話を聞いて「訪問マッサージ こころ」の検討を頂いた方には、必ずこういうことは起こりますよ、と話しているはずです。 「こころ 検討のポイント」というレポートには、 第4章 「こころ」事業に取組むリスクについて という項目を設け、 1)「保険制度」の改定 2)競争の激化 に続く項目として、 3)事件・事故の可能性 として取り上げました。 そこには以下のように書きました。

これは「同業他社」の事故、事件まで含めて考えておくべきでしょう。「こころ」以外の「訪問医療マッサージ業者」が事件、事故を起こす、ということです。例えば、施術が原因で亡くなってしまったという最悪の事故はともかく、患者を騙して金品を奪う(事件)レベルのことは充分起こりうる、と考えておくべきでしょう。そのような場合、「ニュース」として報道されることにうなると思いますので、「訪問医療マッサージ」は危ない、という捉えられ方もされるかもしれません。ただ、このような「新しい商売」・サービス」はそのような過程を経て、広く一般の方に知られるものなる、という側面もあります。先ほど紹介した「名古屋の接骨院による脱税事件」により、愛知県地区で訪問によるリハビリマッサージの知名度が上がった、ということもあるわけです。これについては、そのような事は起こりうる中で、「訪問医療マッサージ こころ」は「安心できるブランド」としての地位を確立していく、という方向性でしょう。

ということです。 このような「新サービス」というのは、 バッドニュースがいくつか報道されるなかで、「認知度」が上がり市場が伸びていく という側面が必ずあるのです。 ここで重要なポイントは、 「ちゃんとやってるところが残っていく」 ということです。 こういう新サービスというのは、簡単に考えてイイカゲンなことをやる業者、というのは必ずいるのです。そして淘汰されていきます。 今回ニュースになった会社は、新聞上では名前は出ていませんが、大阪市淀川区本社、まで出てますから「検索」すればすぐにわかります。「こころ」より先行して加盟展開していたフランチャイズ本部です。 この件があって、加盟検討いただいた方何名かと話しましたが、「こころ」と同時に検討されてこの会社の説明会に参加した方からは、(「こころ」と「比べて)明らかにこの商売を軽く考えている感じだった、という声が多かったです。 小学生の万引き程度の考え、「ほんの少しの水増し」くらいの発想から始まったのだと思いますが、フランチャイズや、チェーン店においては、「同じ事を全店でやったら大変なことになる」という戒めは絶対に必要です。そこができていなかったわけですね。 過去の例から考えても、こういう「不正」をするような本部というのは、説明会に参加し、社長や幹部と直接話をしてみれば、やはり「匂う」のが普通です。 「本部の姿勢・スタンス」 という視点で目を光らせ、耳をすませば、多くの方が「感じる」部分だと思います。 本日お伝えしたいことは、 その商売における「悪いニュース」が起こった場合、中長期的にみれば、「きちんと商売をしているところ」にとってはプラスである ということです。 古い話で言えば、  「牛角 なんかも、2001年に例の「狂牛病BSE)」問題が起こり、全国の焼肉屋に閑古鳥が鳴いた時、  それでも若者で賑わっている焼肉屋 として、「知名度」を上げました。 そういう例は本当に沢山あるのです。 もう一度書きますが、 「ちゃんとやってるところが残っていく」 のです。 そういう視点でフランチャイズを検討しましょう。 本日はこんなところで。 「人気ブログランキングに参加中! ワンクリックが励みになります。
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