FCショーからもうひとつ紹介!「食パン専門店 一本堂」
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
このところちょっと地震が多いですね…竹村です。
思えば、東日本大震災は4年前の東京ビックサイトでの日経フランチャイズショーの翌日、でした。多くのFC本部が来場者からの見込みリストへの営業アプローチを「自粛」するしかなかった、そんなことを思い出します。
さて、前回の「やさしんご整体院」に続き、今回の東京国際フォーラムのフランチャイズショーからもうひとつ紹介。
これも新顔のフランチャイズ、ですね。
食パン専門店「一本堂」、です。
本当に「食パンだけ」しかないパン屋、です。
そんな頭のオカシイ店、売上が上がるわけないだろ!という声が聞こえてきそうですが、そんな「今までにない店」というのはフランチャイズとしては面白いわけです。これで流行るならブレイクする可能性はあります。
「食パンだけでこれだけ売上が上がりますよ」というモデル収支で堂々説明!
詳しくはこの↓↓↓アントレの記事を見るのがいいですね。
基本「夫婦ふたりでやる」というモデルですね。
本当に「食パンだけ」の店ですが、高円寺店なんかは300万/月くらい売れてる、とのこと!ちょっとビックリ!」
収益モデルはこんな↓↓↓感じですね。
「2等立地、10坪でOK」ですから初期投資は大きくない。もちろんパンを焼く設備は400万くらいかかるようですが、その他は大きなものはないですから、加盟金含めて1000万円あればできますね。
ということは、自己資金が150万もあれば政策金融公庫の創業融資つかって開業できるので、加盟希望者は集まりそうです。
ただ、上のアントレnetの記事では、先輩夫婦が他店舗展開の夢がある、と語ってますが、そこはよく分かりません。
このモデルからすると、どうみても夫婦の労働力を投下する形で利益というか手残りを出していく、という「パパママストア型フランチャイズ」ですから、店舗をどんどんつくって規模拡大していくというイメージはありません。
一方で、こういう労働投下型のFCというのは大儲けはできませんが、自分が頑張って働けばいいんですから堅いといえば堅い。人を雇いませんから経営のセンスもいりません。
夫婦ふたりで働いて月収70万、というのが高いのか低いのかという問題はありますが、この数字を見て「充分」と思える感覚の方が取り組むべきですね。
しかし、この「月収70万」はモデル収支によれば1日280斤。10時間営業として2.1分に1斤売れる、という計算。焼きあがる時間に行列ができる、くらいで達成するイメージでしょう。かなり忙しそう、です(笑)。
大変そうですが、「夫婦ふたりでお掃除屋さん」より、「夫婦ふたりでパン屋さん」のほうがイメージがいい気がします(笑)。年とってもできそうですしね。
本日はこんなところで。
明日はメルマガです。