和民・三光が沈み鳥貴族が低価格競争で残ったFC的理由とは!?
こんにちは。
Amazonでエヴァンゲリオンの全巻セール ビジネスモデルの変革が必要か ←そりゃ、必要ですよね、竹村です。
このBlogでも書いたと思いますが、先日『マネーの拳(三田紀房)』をKindleでちょっと読んだら面白く、12巻全て順番に勝って読みきりましたが、540円×12冊で6480円は高い!やはり原価一体いくらだよ、と考えますからね。
同じく日本経済新聞のデジタル版なんかも無茶苦茶の利益率のはずです。
しかし、そんなボロ儲けは必ず修正されていきます。上の記事に書いてあるとおり、漫画の電子版は限りなく「無料」に近づいていきますね。音楽配信のように。
そういう意味では「映像授業」も同じ、だと思います。
要は、「ネットを通じてデジタル配信できるもの」ではお金はとれなくなります。昔は金を払わなければ手に入らなかったモノ、サービスがいくらでも無料で簡単に手に入る、わけです。沢山ありすぎて困る、金はいらないが時間が足りない、くらいの話なわけでそうなったら、どこに「お金を払ってもらえる価値」があるのか?
ビジネスで儲けていくには、そこのところを考えなきゃいけませんよね。
さて、和民創業者のわたなべ美樹氏が、こんな発言を。
今のワタミと私の関係は、喩えるなら親と子の関係です。
永遠の関係であるものの、子は親の所有物ではありません。
一方、子供が病で苦しんでいるとしたら全財産をすべて投げ売って救おうとするのは当然。
事実、銀行に自分の保有する株式を全部差し出すから担保なり好きに使って欲しいと提案したこともあります。
そうした一面もありつつ、友達の皆さんにこうしてFacebookで
子の成長や活躍をご報告するのも親のささやかな楽しみであり幸せです。
これは心境として偽らざるところなのだと思います。政治家として当選した時点でもう戻る気は100%なかったのでしょう。
和民といえば、最近の記事で、この記事の分析はなかなか詳しい、ですね。
和民、三光フーズ、鳥貴族の話が出てきますが、和民と三光が沈み、鳥貴族が生き残っつているのか?そのへんに興味がある方は是非。
鳥貴族の成功は、竹村的には家賃の安い物件(和民・三光F比)と、焼き鳥という原価の低い食材をメインにしているところが大きいと思いますが、このBlogとしてプラスαで強調しておきたいのは、
フランチャイズ展開の考え方
ですね。
この社長Blogで書いているフランチャイズ展開の姿勢、です。
鳥貴族は直営出店と既存の加盟オーナーの多店舗展開で進めてたいのです。
その方が強いチェーンを作れるからです。
もちろん、FCビジネスを始めてから、訴訟問題は一件もありません。
現在、オーナー14名で87店舗を経営しており、最大のオーナーは27店舗出店されております。
その方以外にも、10店舗以上経営されてるオーナーはお二人おられます。
このように、少数のオーナーで大チェーンを目指してるのが鳥貴族です。
三光マーケティングフーズは「東京チカラめし」で大勝負をかけ、フランチャイズ展開を焦り失敗しましたわけです。
そんな今までにないFCビジネスを築き上げていきたいので、新規加盟はお断りさせていただきます。
「新規加盟をお断りさせていただきます」という、この大倉社長の姿勢は、ある意味正しいのです。
本日はこんなところで。