ドンドンダウンがアップしてダウンしてまたアップしている、という話
竹村義宏のフランチャイズBlog
こんにちは。
タクシーの初乗り料金、東京23区で370円になる可能性 需要低迷受けて ←これは歓迎じですね、竹村です。どうせならサラリーマンも会社では認めない範囲のタクシーの利用を経費として認め確定申告で還付したらどうかと思いますね。年収の高い層は使うでしょう。
企業ホームページはこちら、ですね。社名はドンドン「ダウン」というわけにはいきませんから、ドンドン「アップ」。
以前このブログでも書きました。
東日本大震災あたりでかなり注目を集めました。ドンドン、アップしてる頃、ですね。フランチャイズ的にも紳士服のコナカなんかが一気に紳士服の店をドンドンダウンに転換したりして、目立つ店舗が一気に増えました。
ところが…日本全国で有名になってきた、と思ったら、そこから業績悪化、急降下。
原宿に出した店が失敗したことがきっかけ、です。
原宿にリサイクル古着「ドンドンダウン」旗艦店-「ハンジロー」併設 - シブヤ経済新聞
この多額の投資をして勝負した「旗艦店」が全く振るわず早期閉店になったためです。
12/23【開店】ドンドンダウン オン ウェンズデイ 原宿店 | 開店・閉店
大きな勝負に出て負けた、わけですね。
一気の業績が悪化で、噂では社員の給料遅延などもきこえてきましたから、財務的にかなりのピンチ状況まで陥ったのだと思います。
これは「フランチャイズあるある」ですね。FC展開が成功し加盟金などで一気に大金が入って、その金使って大きな勝負に出る。知名度も上がって、急成長の勢いがあり、ビジネスモデルも評価されてますから、「絶対成功する」ように思えてしまうわけです。
それで失敗するわけです。今までとは違うレベルのビジネス投資をしてますからリスクも大きい。この失敗ひとつで終わってしまう会社もあるわけです。
ところが、ドッコイ!
ドンドンダウンはそれでは終わりませんでした。
カンボジア進出 が大成功。起死回生の一撃。
こうなってくると「東南アジア」の市場、というのはとてつもない魅力ありますね。
ということで、日本のFC展開で一度しくじったドンドンダウンは、一気に海外制覇へ。期待したいと思います。
本日はこんなところで。